第5回 名東CBT勉強会のお知らせ (専門家向け)

 専門家向け勉強会のお知らせです。

 4月6日(土)の18時より、名東CBT勉強会の第5回を開催します。この勉強会は名東カウンセリングルームでの研究会のメンバーによって運営されている広義の認知行動療法の勉強会です。

 勉強会は主に発表者と聞き手のやりとりで進行しますが、参加者の方も質疑応答の時間だけでなく、チャットを通してやりとりに加わることができます。

 すでに認知行動療法を学び実践している方だけでなく、これから勉強したいと考えている方も対象としています。単回での参加も歓迎です。認知行動療法を勉強したい方、ふだんの臨床を振り返る機会を作りたい方や意見交換をしたい方など、是非ご参加ください。
 
 第5回では、西知多こころのクリニックの服部先生の発表で「マインドフルネス」をテーマに取り上げます。以下は服部先生からのメッセージです。

西知多こころのクリニックの服部です。次回のテーマは、「マインドフルネス」です。名前は聞いたことあるけど正直よく知らないという方、本を読んだことはあるけど何が役立つかわからないという方、大歓迎です。

今回は初学者の方を対象として入門編という形で、参加者の皆様とともに「認知行動療法におけるマインドフルネス」について理解を深めていけたらと思っています。マインドフルネスは、元々仏教などの修行として用いられていた瞑想法を宗教的な要素を取り除き、誰もが使えるこころのトレーニングとして用いることで世界的に広まりました。

CBTの領域でも積極的に取り入れられ、そこから「マインドフルネス認知療法」「ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)」などのいわゆる第三世代のCBTに発展しています。実際に憂うつな気分や不安、ストレスなどのこころの問題に対して効果が実証されており、場所や時を選ばず、誰にでも取り組むことができるのが利点ですが、臨床場面で活用するには、マインドフルネスがどのように作用し、どう役立つかを理解しておくことが重要です。

そこで、今回は「マインドフルネスとなにか」「どんな効果があるのか」「臨床でどう活用するのか」といったトピックを取り上げていきたいと思います。
言葉の説明だけだととらえづらい側面もあるので、実践やエクササイズを取り入れながら体験的に理解するような内容にしていく予定です。

概要

 以下をご確認の上、リンクのgoogleフォームからお申し込みをお願いします。ご不明な点はmeitocbtアットマークgmail.comもしくはこのサイトの問い合わせフォームから送ってください。

・日時: 24年4月6日(土) 18:00~21:00(最長)
・形式: Zoomを利用したオンライン形式

・テーマ: マインドフルネス
・発表: 服部正嗣 (西知多こころのクリニック)
・聞き手: 東 稔史 (名東カウンセリングルーム)

・対象: 愛知県在住または勤務の臨床心理士および公認心理師、心理系大学院生
・最小開催人数: 3名
・参加費: 1000円 (ご入金先についてはお申し込み受付後に案内いたします)

お申し込みはこちらから

 今回は都合が合わないけれど今後のテーマ次第では参加したい、という方は以下の「お知らせメール登録フォーム」をご利用ください。職能団体のサイトよりも少し早く情報を受け取ることができます。

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