カウンセリングの流れ

心理学に基づくカウンセリングにもいくつもの学派があります。
それぞれに基礎となる理論があり、何を行うか以前に、問題をどのように捉えるかが異なります。認知行動療法では現在の困りごとがどのような悪循環によって成立しているのか、その要因は何か、という点に重きを置いています。

カウンセリングの流れの一例を紹介します。

  • 01|困りごとについて、しっかりと話を聞きます。ほとんどの人は自分の悩みを話すということに慣れていません。最初からスラスラときれいにまとめて話せる人の方が珍しいです。思いつくことから話してかまいません。心理士はところどころで確認・質問することで、相談者が何に、いつから、どのようにお困りなのかを整理します。
  • 02|悪循環が生じている要因を分析して検討します。心理士は心理学の観点から見解や仮説を提示し、相談者は「自分自身の専門家」として率直な意見を述べることで、共通の理解、長期的な目標とさしあたりの短期的な目標を構築していきます。
  • 03|短期的な目標に向けて、具体的な手続きを考え、実行していきます。うまくいけばその方法を継続し、そうでなければ修正する仮説検証です。認知行動療法では、話し合いの上で次回の面接までのホームワークを設定することが多くあります。
  • 04|長期的な目標も大きくは変わりません。話し合い、課題を設定し、実行します。この段階まで来ると、「前は○○だったけど、今は……」と変化を実感することもあります。「毎回心理士と話し合わなくても、これからは自分でやっていけそう」という感覚が生じてくるかもしれません。
  • 05|これまでを振り返り、今後の注意点などをお伝えして、面接を終結します。期間を長めに空けたり、短い枠で予約をとったりして、なだらかに終了に向かうことが多いです。
  • 06|日常の一部としてカウンセリングを継続される方もいます。
  • a|当カウンセリングルームでの対応よりも優先すべき問題があると判断した場合は他機関を紹介します。
  • b|終了のタイミングは相談者の自由です。心理士から継続を強制することはありません。ただし、心身の状態次第で医療機関での受診を勧めることがあります。




苦悩のさなかで視野が狭くなり、なんとかしようともがくほど苦悩が深まる。そうした悪循環は誰の身にも起こりえます。

カウンセリングは、自身を描いた絵を少し離れた場所から眺めて話をするようなものです。はじめは一部分に目を奪われていても徐々に全体の構図が見えてくるように、困りごとが整理されていくにつれて、自分も周りもよく見えてきます。

相談者が困りごとや自分自身を理解して前よりもそれらとうまく付き合っていけるようになるためのプロセス、とも言えるでしょう。

Q&A

早く到着した場合はどうなりますか?
ご予約頂いた時間からの開始となります。
遅く到着した場合はどうなりますか?
到着した時間からご予約頂いた枠の終了時間までとなります。
予約時間の変更は可能ですか?
枠に空きがあれば可能です。予約時間の変更もキャンセル→予約の取り直しと同じ扱いとなります。前日以降はキャンセル料がかかりますのでご注意ください。
クレジットカードは使えますか?
お支払いは現金のみに対応しています。
領収書はもらえますか?
可能です。ご希望の場合は当日お伝えください。
飲食物の持ち込みは可能ですか?
飲み物はお持ち頂いて構いません。アルコール、お食事はご遠慮ください。ごみはお持ち帰りをお願いします。