(11/23 更新)

こちらの勉強会は11月25日(土) 23:59に受付を終了いたします。ご参加を希望される方は期限までにお手続きをお願いいたします。

　専門家向け勉強会のお知らせです。

　12月2日(土)の18時より、名東CBT勉強会の第4回を開催します。この勉強会は名東カウンセリングルームでの研究会のメンバーによって運営されている広義の認知行動療法のオンライン勉強会です。すでに認知行動療法を学び実践している方だけでなく、これから勉強したいと考えている方も対象としています。

　勉強会は主に発表者と聞き手のやりとりで進行しますが、参加者の方も質疑応答の時間だけでなく、チャットを通してやりとりに加わることができます。

　第4回のテーマは「エクスポージャー [理論編]」です。第3回ではエクスポージャー技法の実際や導入の仕方を紹介していただきましたが、時間の都合もあり、その根拠となる理論については簡単な説明に留まる形となりました。第4回ではそこをテーマとします。

　エクスポージャーの理論的根拠は学習心理学の領域に属します。学習心理学は認知行動療法に限らず、多くの臨床家にとっては教科書や資格試験の勉強で一時的にはふれるものの、その後はあまり縁のないものになっているのではないでしょうか。実際のところ認知行動療法のマニュアルを見ても理論については大まかな説明に留まっているものもあり、それでも実施が可能なように作られています。

　とはいえ、自身の提供する技法の理論的根拠を知っておくことは技術的にもまた倫理的にも意味のあることと考えます。仕組みを知ることで実際の臨床に合わせたアレンジの可能性が広がりますし、「我慢して乗り越えて強くなる」といった説明に陥ることも避けられるでしょう。臨床家として知っておきたい理論の基本について知識の底上げと共有ができればと思います。

　認知行動療法を勉強したい方、ふだんの臨床を振り返る機会を作りたい方や意見交換をしたい方など、是非ご参加ください。日頃は別の学派の考えに基づいた臨床を行っている方でもお気軽にどうぞ。単回での参加やお試しも歓迎です。

　私自身もこの機会にあらためて学び直したいと思います。前回未参加でも問題のない内容にする予定です。関心のある方は一緒に勉強しましょう。

概要

　以下をご確認の上、リンクのgoogleフォームからお申し込みをお願いします。ご不明な点はmeitocbtアットマークgmail.comもしくはこのサイトの問い合わせフォームから送ってください。

・日時： 23年12月2日(土) 18:00～21:00(最長)
・形式： Zoomを利用したオンライン形式

・テーマ： エクスポージャー [理論編]
・発表： 東 稔史 (名東カウンセリングルーム)
・聞き手： 服部正嗣 (西知多こころのクリニック)

・対象： 愛知県在住または勤務の臨床心理士および公認心理師、心理系大学院生
・最小開催人数： 3名
・参加費： 1000円 (ご入金先についてはお申し込み受付後に案内いたします)

お申し込みはこちらから

　今回は都合が合わないけれど、今後のテーマ次第では参加したいという方は以下の「お知らせメール登録フォーム」をご利用ください。職能団体のサイトよりも少し早く情報を受け取ることができます。

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