第3回 名東CBT勉強会のお知らせ (専門家向け) (8/23 更新)

 

(8/23 更新)

 今回も最低開催人数を上回るお申し込みを頂き、無事開催できる見込みです。お申し込み頂いた方、お知らせにご協力頂いた方に感謝申し上げます。

 エクスポージャーはOCD、SAD、パニック症など、さまざまなCBTの面接において用いられる代表的な技法のひとつです。

 今回はさまざまなエクスポージャーの概説だけでなく、クライエントに合わせた課題を考えるワーク、実施するための工夫 などの話題もあるそうです。これから勉強される方にはその入口に、すでに臨床で用いられている方とは日頃の疑問を話し合う機会にもできればと思います。

 開催まで2週間を切りましたが、募集は引き続き継続しています。関心のある方は是非ご検討ください。

 専門家向け勉強会のお知らせです。

 9月2日(土)の18時より、名東CBT勉強会の第3回を開催します。この勉強会は名東カウンセリングルームでの研究会のメンバーによって運営されている広義の認知行動療法の勉強会です。すでに認知行動療法を学び実践している方だけでなく、これから勉強したいと考えている方も対象としています。

 勉強会は主に発表者と聞き手のやりとりで進行しますが、参加者の方も質疑応答の時間だけでなく、チャットを通してやりとりに加わることができます。

 単回での参加も歓迎です。認知行動療法を勉強したい方、ふだんの臨床を振り返る機会を作りたい方や意見交換をしたい方など、是非ご参加ください。

 第3回では、BTCセンターなごやの吉川先生の発表で「エクスポージャー療法」をテーマに取り上げます。詳細は下記をご参照ください。以下は吉川先生からのメッセージです。

 BTCセンターなごやの吉川です。次回のテーマは、「エクスポージャー療法」です。

 エクスポージャー療法は不安症やPTSD、強迫症に有効とされている心理療法です。多くの症例で高い治療効果が認められています。心理臨床に携わっているとどこかでこのキーワードを目にされたことがあるでしょう。恐怖の対象から回避することで症状が維持・悪化するために、回避行動を止めて恐怖の対象に触れる練習をしてもらうものです。

 しかし、巷では「子どもには刺激が強すぎて使えない」「かえって症状が悪化した」「カウンセラーと一緒ならできるが当事者が継続的に行うには難しい」などの声が聞かれます。大きく・怖い・我慢の必要なものと誤解されている側面があるのかもしれません。臨床家が使用を躊躇して目の前の当事者が必要な治療を受けられないのは避けたいものです。

 そこで、「小さく・楽しい・持続可能なエクスポージャー」を目指して、実際に臨床場面ではどんなことに留意しているのかを発表者の考えを交えながら提示します。また、架空事例をもとにどんな介入のアイディアがあるかを考える時間を取る予定です。

概要

 以下をご確認の上、リンクのgoogleフォームからお申し込みをお願いします。ご不明な点はmeitocbtアットマークgmail.comもしくはこのサイトの問い合わせフォームから送ってください。

・日時: 23年9月2日(土) 18:00~21:00(最長)
・形式: Zoomを利用したオンライン形式

・テーマ: エクスポージャー療法
・発表: 吉川千香 (BTCセンターなごや)
・聞き手: 東 稔史 (名東カウンセリングルーム)

・対象: 愛知県在住または勤務の臨床心理士および公認心理師、心理系大学院生
・最小開催人数: 3名
・参加費: 1000円 (ご入金先についてはお申し込み受付後に案内いたします)

お申し込みはこちらから

 今回は都合が合わないけれど、今後のテーマ次第では参加したいという方は以下の「お知らせメール登録フォーム」をご利用ください。職能団体のサイトよりも少し早く情報を受け取ることができます。

ご登録はこちらから