第2回 名東CBT勉強会のお知らせ (専門家向け)

(5/22 更新)

 今回も最低開催人数を上回るお申し込みを頂き、無事開催できる見込みです。お申し込み頂いた方、お知らせにご協力頂いた方に感謝申し上げます。

 開催まで2週間を切りましたが、募集は引き続き継続しています。認知行動療法や今回のテーマである「初回面接」に関心のある方は是非ご検討ください。

 専門家向け勉強会のお知らせです。

 6月3日(土)の18時より、名東CBT勉強会の第2回を開催します。この勉強会は名東カウンセリングルームでの研究会のメンバーによって運営されている広義の認知行動療法の勉強会です。すでに認知行動療法を学び実践している方だけでなく、これから勉強したいと考えている方も対象としています。

 勉強会は主に発表者と聞き手のやりとりで進行しますが、参加者の方も質疑応答の時間だけでなく、チャットを通してやりとりに加わることができます。

 単回での参加も歓迎です。認知行動療法を勉強したい方、ふだんの臨床を振り返る機会を作りたい方や意見交換をしたい方など、是非ご参加ください。

 第2回では、西知多こころのクリニックの服部先生の発表で「初回面接」をテーマに取り上げます。詳細は下記をご参照ください。以下は服部先生からのメッセージです。


西知多こころのクリニックの服部です。次回のテーマは、「初回面接」です。

みなさんご存知の通り、初回面接とはクライエントとお会いする最初の面接のことを言います。はじめてのクライエントに話を聴き、情報を集め、必要な判断をするという手続きは、どんな心理療法でもおおむね共通して行われています。

ただ、同じ情報を収集したとしても、オリエンテーションが違えば、セラピストが頭の中で考えていることは当然異なってくるでしょう。他の心理療法と比べると、CBTは初回面接の時点でわりと独特な考え方をしているかもしれません。

このあたりは、アセスメントやケースフォーミュレーションと違って、あまり書籍では取り上げられない内容ですが、CBTを導入する上で重要なので、実践を始めたばかりの方にとって役立つ情報も多いのではと思います。

そんなわけで、次回は、初回面接(インテークも含む)における情報収集、クライエントに伝える内容、注目する・考えるポイント、などを扱っていきます。

当日のトピックとしては、
・行動を観察する
・情報を収集する
・CBTにおける共感
・主訴の取り扱い方
・いつどこから始まった?
・「症状」ってなんだろう
・説明し、合意を得る
などを取り上げる予定です。

概要

 以下をご確認の上、リンクのgoogleフォームからお申し込みをお願いします。ご不明な点はmeitocbtアットマークgmail.comもしくはこのサイトの問い合わせフォームから送ってください。

・日時: 23年6月3日(土) 18:00~21:00(最長)
・形式: Zoomを利用したオンライン形式

・テーマ: 初回面接
・発表: 服部正嗣 (西知多こころのクリニック)
・聞き手: 東 稔史 (名東カウンセリングルーム)

・対象: 愛知県在住または勤務の臨床心理士および公認心理師、心理系大学院生
・最小開催人数: 3名
・参加費: 1000円 (ご入金先についてはお申し込み受付後に案内いたします)

お申し込みはこちらから

 
 今回は都合が合わないけれど、今後のテーマ次第では参加したいという方は以下の「お知らせメール登録フォーム」をご利用ください。職能団体のサイトよりも少し早く情報を受け取ることができます。

ご登録はこちらから